金城鎮-歷史旧跡路線
旧跡を巡り金城をゆったりと
歷史の変遷を経てきた金城は古い街並みで有名です。この路線では主に伝統集落、歴史建築を巡ります。出発地点は莒光楼。コース上の金門城、水頭、珠山、欧厝等村落はすべて特色ある伝統集落です。また、沿路立ち寄る文台宝塔、翟山坑道、豊蓮山牧馬侯祠等スポットはすべて国定レベルの旧跡なので、歴史や文化、伝統建築の愛好者には最適な自転車路線です。
自転車道インフォメーション
全長:13.1km
お勧め路線:
莒光楼 → 延平郡王祠 → 前水頭 → *茅山塔 → *金門城 → 文台宝塔 → *古崗湖 → *翟山坑道 → 珠山 → 欧厝 → 豊蓮山牧馬侯祠 → 金城ステーション
*記号は支線
ルート:
近隣の観光スポット
莒光楼
古代の麒麟閣を模した三階建て建築。館内では観光客に旅行情報を提供しているほか、マルチメディアで金門の歷史、観光資源、自然生態を紹介し、金門に多大な貢献をした胡璉将軍に関連した文物を展示しています。屋上には望遠鏡が設置され対岸を眺めることができます。楼前の草地には、明清時代の古砲が二つ展示されています。
延平郡王祠
宮殿を模した建築で、祠内には高さ2m余りの鄭成功の塑像が祀られています。祠の外には青々とした草地が広がり、そこには延平古砲が設置されています。これは太武山から移設されたもので、鄭成功が太武山に観兵に訪れた際に残したものだと伝わっています。牌楼前方の見晴台からは建功嶼が遠望できます。
水頭集落
「金門国家公園」内に7つある伝統集落の内の一つで、港の近くにあるため、清代の初め頃、村人の多くが海外で交易に従事していました。彼らは財を成した後、恩返しとして郷里の祠堂を修復し洋館を建て、教育に尽力しました。それが今日の水頭の多様な建築群となっているのです。
茅山塔
茅山塔は明代においては、文台宝塔、倒影塔と同様、航海の標識でしたが、砲火で破壊されました。金門県政府は三塔が並び立っていた昔日の栄華を再現しようと、もとの場所にもとの姿でそっくりに花崗岩を用いて再建しました。金門のお年寄りにとっての大切な思い出が蘇ったのです。
文台宝塔
明代太祖年間に江夏侯周徳興が建設したと伝わります。かつては金門近海を航海する際の指標で、国定旧跡に指定されています。海に臨んで聳える姿は壮観で、ここを通った文人武将がたくさんの石刻を残しています。明代の千戶、俞大猷がしたためた「虚江嘯臥」、国画の大家、張大千がしたためた「国の金湯」などがあります。